大塚康生 さんと言えば、「ルパン三世 カリオストロの城(1979年)」の作画監督でも有名ですが、「パンダコパンダ」「未来少年コナン」「じゃりン子チエ」なども手がけた日本アニメの第一人者。
東映動画時代には、直属の上司として新入社員・宮崎駿の指導育成に当ったという、その大塚康生さんが、ルパン三世 石川五ェ門の抜刀シーンを自ら解説しながら作画する動画がこちら。
1秒にも満たない抜刀シーンを自分で思い浮かべながら、何度も書き直し、石川五ェ門に仕上げていきます。
▼「乱暴ですけど、五ェ門の基本的な姿を描いてみるんです」
▼「実写を見るのもいいけど、考え付かないと絵が描けないので、まず考え付く。」
▼「自信ができた時に初めて五ェ門らしい顔にします」
▼「良いか悪いかは描いてみないとわからない。夢中になって描くの自分では気が付かない。」
▼「綺麗な一本の線にまとめあげて…」
▼自分で動作を確認しながら、納得いくまで描きあげます。
引用:大塚康生 ルパン三世 石川五ェ門 抜刀作画 (2002年)(YouTube)
納得のいく動きになるまで何度も描き直します。
ぜひ、動画でご覧ください。
大塚康生さんについて、興味を持たれた方は、こちらをどうぞ。