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七福神中の紅一点。琵琶を弾く美しい女神の姿で現される弁財天は福徳と諸芸能上達の神様として広く信仰されています。

最初は木の塊ですが、作業の工程が進むにつれて、作り手の想いや気持ちが彫り込まれ、しぐさも表情も穏やかで安らぎに満ちたものへと変化していきます。

▼最初は四角い塊です。

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▼ざっくりと削られて全体像が見えてきます。

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▼そしてさらに細やかに。

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▼後ろ姿も作り込まれていきます。

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▼表情もだんだんと穏やかに。

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▼静かな中に躍動感を感じます。

b6引用:寄木造りの原型の仏像彫刻 弁財天の制作行程